三浦氏はなにを「反省」し、誰に「謝罪」するのか。
三浦氏の館長就任延期が決定した際に、京都市が作成した文書には、一部が黒塗りされているものの、三浦氏に「反省と謝罪」を求める一文がある。
しかし京都市は、令和元年10月に三浦氏に館長就任を打診した際、「パワハラは事実ではない」との三浦氏の言い分を鵜呑みにし、特段の事実確認も行わずに三浦氏の館長就任を推し進めた。
また、令和2年3月5日に三浦氏から「元劇団員を含む関係当事者間で解決した」との報告を受けた時も、関係当事者に事情を聞いたり、和解内容を確認することなく、三浦氏の館長就任を延期するに留めた。
そうであるならば、三浦氏に対し、いったい何を「反省」し、誰に対するどのような「謝罪」を求めたのだろうか。
なお、京都市は三浦氏に対し、館長就任までの間、
・館長就任をロームシアター京都の職員が心から受け入れることができるよう信頼回復を実現し、職員と真摯に向き合うこと
を要求し、
・市民、劇場関係者、職員等との信頼回復がなされない場合には、館長就任を撤回する
としている。
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